最近読んだ本


●十一月の扉/高楼方子


私は、高楼方子さんが大好き。

特にこの、十一月の扉は、

中学生の女の子が、大人に混じって

素敵なお家で暮らす、という設定が

すごくわくわくする。


毎年、この時期になると

読み返したくなる。




●シナモンハウスの午後/倉本由布


ティーンの頃、読んで

内容は全く覚えていないのに

タイトルと表紙の絵は

はっきりと覚えていて

どうしても読みたくなって。


設定が

十一月の扉と似ていて


こちらは

高校生の女の子三人が

素敵なお家で共同生活をするというもの。


古本屋さんで探して

何十年かぶりに読み返した。


一章一章のタイトルが

とても素敵で

いい時代だったなぁ、と思う。




●小沼丹 小さな手袋/珈琲挽き


シナモンハウスの午後を

インターネットの古本屋さんで購入したので

同時に注文した本。


珈琲に関する本を調べていて

たまたま検索にひっかかって

よさそうだな、と思って

図書館で借りて読んでみたら


とても面白かった。


ユーモアがあって、

品があって、


人生にはいろんなことがあるけれど

それが普通なんだと

思わせてくれる。


ひとつひとつのお話が

とても短いので

読みやすいのも

うれしい。